2019.04.22

ゲート式量子コンピュータ入門:IBMQiskitを使って、簡単な機械学習に挑戦!

こんにちは、次世代システム研究室のK.N(ベイズ記事を書いた方とは違う)です。日頃は、金融データに対する分析業務を主に担当しています。ブログのテーマも主に機械学習系が多かったのですが、今回は趣向を変えて、以前外部向けに発表した量子コンピュータの資料を共有したいと思います。

発表において、ゲート演算やアルゴリズムの一部省略していた箇所は、一部加筆しています。また、デモで使用したjupyter fileはこちらをご参考ください。質問、意見、訂正希望はgithubのissueから随時受け付けています。

まとめと参考資料

簡単に内容をまとめますと、次のようになります。
  1.  量子コンピュータとは何か?ゲート式とアニーリング式の違い
  2.  グローバーのアルゴリズムを使って、量子計算の仕組みを紹介
  3.  NISQマシンについて、簡単な量子機械学習の問題にトライ
また、過去に同チームのエンジニア(A.Z.氏)がアニーリング型量子コンピュータについて書いた記事もありますので、そちらもご参照ください。

量子コンピュータの時代へ:現在の量子コンピュータで何ができるか



量子コンピュータ(シミュレータ)を用いて、通貨間の最大アービトラージチャンス問題の解決



発展著しい量子コンピュータの業界ですので、油断するとすぐ置いていかれますね。次回は、今回深掘りできなかった理解が追いつかなかった量子機械学習や量子化学計算の応用例について紹介できればと思います。

 

最後に

次世代システム研究室では、機械学習や統計処理に関心を持つ開発者、アーキテクト、データサイエンティストを求めています。
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皆さんのご応募をお待ちしています

 

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