INTERVIEW ARTICLE

エンジニア職

O.Y

2016年入社

システム本部 クラウドサービス開発部 コンピュートプロダクトチーム

1日のスケジュール

  1. 10:00
    出社
  2. 10:30
    メールチェック
  3. 11:00
    MTG
  4. 13:00
    お昼
  5. 19:00
    退社
  6. 20:00
    飲み会等

効率化を意識し、 新しいことに チャレンジする

入社後すぐに任された一大プロジェクト

ー入社して最初に任された仕事はどんなものでしたか?

2016年に新卒で入社し、配属後すぐに「システム本部共通のログ解析基盤の導入」という大きなプロジェクトを任されました。現在は「ConoHa」「GMOアプリクラウド」「Z.com Enterprise」などで提供しているオブジェクトストレージを中心に、OpenStackインフラ全般の構築と運用を担当しています。(※OpenStack:クラウド上でサーバーなどを利用できるようにするための基盤。) お客さまが利用されているサービスの運用を行いつつ、「ConoHa」や「GMOアプリクラウド」のようなOpenStack基盤の新規構築が現在のメイン業務で、データセンターの選定、物理サーバーの調達、ネットワークの構築、OSのインストール、ミドルウェアの構築、APIの構築など、幅広く業務を進めていく必要があります。

責任感を持って取り組み、評価をされた喜び

ー新入社員で任された一大プロジェクトということですが、どのようにやり遂げたのですか?

ログ管理基盤の社内導入プロジェクトでは、コマンド操作履歴やシステムログ、セキュリティログの一元管理など、セキュリティ強化を目的に導入を進めました。現在は社内利用にとどまらず、多くのサーバーのログ管理にも利用しています。ツールを導入することで既存のシステムへ悪影響を及ぼしてはならないため、ツール導入でサーバーが不安定にならないかという検証や、転送されるログ容量の確認には時間をかけました。 手で数えられる程度のサーバーなら、ツールを導入する必要はないんですが、数千台のサーバーを管理するとなると、こういったツールの導入でかなり効率化できます。このツールの利用が2年目になったので、今後はOpenStackログの管理、ダッシュボードでの可視化など、さらなる活用を検討していきたいです。 自分の周りだけではなく、関係する別部署のことも意識して行動をするようになって、視野が大きく広がりました。また、作業漏れがあったり期限を破ったりしても、学生時代は自分にしか影響はありませんでしたが、会社ではサービスやリリースの時期に直接影響するので、責任感を持って自分のタスクや期限を意識して作業しています。 こうして様々なプロジェクトに取り組んだ結果、グループ全体で100名を超える新卒の中の1番を決める「GMOインターネットグループアワード 新人賞」のエンジニア部門にノミネートされました。残念ながら最優秀新人賞は受賞できませんでしたが、ノミネートという形で自分の取り組みを評価していただき、自信につながりました。

ー今後目指したいエンジニア像があれば、教えてください。

今後はもっと「自動化」を意識できるエンジニアを目指していきたいですね。サーバーの台数も多くなってきていて、運用にかけなきゃいけない時間も多いので、より自動化を意識した開発にもっと時間を割けるようにしたいと思っています。 運用にかける時間の削減については、ログの一元管理ツールも貢献できていると思います。もっといろんな種類のログを取り込んで、ログの確認時間の削減や、システム異常の事前検知など、どんどん進化させていきたいですね。 今振り返ると、学生時代からずっと新しいことへの挑戦が多かったんですが、これからもチャレンジを続け、自分が目標としているエンジニア像へ近づいていきたいです。

様々な経験を通して「点」を「線」に繋げていく

ー最後に、これから採用選考を受ける皆様へメッセージをお願いします。

入社してどんなことをやりたいか、を明確にすることが大切だと思います。私は学生時代から「ConoHa」を使っていて、入社後は「ConoHa」のOpenStackにかかわる仕事がしたい!と面接でも明言していました。結果的に、入社前に思い描いていた以上の仕事を今任せてもらえています。 また、学生時代に大学祭を運営する実行委員会に所属していたんですが、チーム単位で物事を進めて大きなイベントを動かすという点は、部署を跨いでプロジェクトをすすめる今の業務に活きていると感じています。 これまでの経験が点であっても、何かをきっかけに線となって、自分を助けてくれる機会が多くなってきました。みなさんも、学生時代にはぜひ様々な経験をしてみてくださいね。