INTERVIEW ARTICLE

エンジニア職

G.N

2007年入社

システム本部 クラウドサービス開発部 コンピュートプロダクトチーム

興味のあることを自ら学び、 業務に生かせる環境を整える

売上に繋がるシステム開発を目指す

ー現在はどのようなお仕事をされていますか?

もともとの入社のきっかけが、オープンソースに関わる仕事に就きたいという点だったこだわりもあって、その後はお名前VPS(KVM)やConoHaといった、 オープンソース系のシステム開発に関わり、今現在もオープンソースに関わる仕事を続けさせて頂いています。 現在所属するクラウドサービス開発部コンピュートプロダクトチームは、主にクラウド提供のためのコンピューティング環境とストレージ(記憶装置)環境のシステム開発に関わるチームです。具体的には、 ConoHaやZ.comクラウド、お名前VPS(KVM)などのパブリッククラウドサービスとしてお客さまに提供する、サーバーとストレージ運用に必要なOpenStackなどのシステムに関する機能開発などを行っています。 2013年のリリース当初からConoHa基盤開発に携わっており、現在も一部の開発に関わっています。 現在メインで携わっているのは、 ベアメタルに関わるシステムの開発です。 ベアメタルサービスとは、物理サーバーをクラウドサービスとして提供するサービスのことです。 クラウドサーバーのサービスは、仮想化によって低コストでシステムを構築し、 規模が広がっても柔軟に対応できます。ですが、性能面では物理サーバーに勝てません。そこで、昨今ではクラウドの仮想ネットワークなどに対応したベアメタルサーバーをお客さまに提供することが注目されています。 現在の課題は、ベアメタル関連のシステム開発を売上に繋げていくことです。ペアメタルによるサーバー提供は特殊な領域なので、利用するお客さまの業種も限られています。そういったお客さまが望むものの多くは、とても高い性能を持つシステム構築であることが多い為です。そのため、パフォーマンスなどの面で満足してもらえるシステム開発を目指し、末永くサービスを利用していただきたいと思っています。

エンジニア支援制度を活用して 技術トレンドを先取り

ー当社には"エンジニア支援制度"がありますが、活用例があれば教えてください。

エンジニア支援制度ができた時は、補助を受けてGPUがついたノートパソコンを購入しました。当時は、まだディープラーニングや機械学習などでGPUを活用するという使い方は考えられていなかったのですが、Linux OSからGPUがどういう風に使えるのかを知りたいと思ったのです。 現在では、GPU自体をサービスラインナップに加えることができました。やはりサービスを売るには、お客さまがどのように使われるかを理解し開発を行わなければいけないといった点で、 エンジニア支援制度の活用がとても有効だったと感じています。

リアルな場でのインプット ・ アウトプットを大切に

ーエンジニアとして働く上で大切にしていること、意識していることはありますか?

社外で開かれるオープンソース関連の勉強会などには積極的に参加しています。特に休日は丸一日かけて開催される勉強会に参加したり、全国的に展開しているカンファレンスイベントの地方開催などにまで足を運ぶこともあります。 こういったイベントでは、 実務に役立つ最新情報がいろいろと発表されるので、 とても勉強になります。 なにより、 同じようにシステム開発に関わっているもの同士が集まるので、 生の情報が交換できます。 開発がうまく進まず、 壁にぶつかった時の解決方法などの情報は、 こういう場でしか聞けなかったりします。 また、こういった場では参加して情報を仕入れてくるだけでなく、自分が持っている情報を発表することもあります。 人前で発表するためには色々と勉強しなければならないですから、それによって自分自身も磨かれます。 これらリアルな場での情報のインプット ・ アウトプットは、 自分がエンジニアとして成長していく上でとても大切なことだと考えています。