INTERVIEW ARTICLE

クリエイティブ職

M.K

2013年入社

事業本部 Webプロモーション研究室 クリエイティブチーム

デザインのその先にある、 ハッピーな何か

野球よりも絵を描く事が好きだった少年時代

ーこれまでのご経歴をお聞かせください。

小学生の頃から絵を描くのが好きで、周りの子たちが野球チームに入るなか、絵を描くことに情熱を燃やしていました。今思うとちょっと後悔するくらいインドア派で(笑) 中学校に入ってからは、友だち数人と結成したバンドのロゴやポスターを作ったり、高校の卒業アルバムの表紙を手がけたりと、積極的にデザインに関わるようになりました。 高校卒業後、サンディエゴの大学へ留学してIllustratorやPhotoshopなどの技術を学び、グラフィックデザインを中心にiMovieを使った簡単な映像編集やFlash制作などをひと通り経験しました。帰国後はテレビ番組制作会社に入社し、映像制作の道へ。その会社ではアシスタント・ディレクターを担当していましたが、番組内のテロップやコーナータイトルなどのデザインも任せていただくようになり、「デザインに対してもっとこだわりを強く出せる仕事がしたい」と思うようになりました。 次の会社は、デザイナーが私1人だけというとても小さな広告代理店で、雑誌広告、新聞広告、ロゴデザイン、カタログ作成などのデザイン全般や、テレビCMなどの映像制作を経験しました。業務の幅が広く、とてもやりがいのある仕事だったのですが、ずっと1人で業務をこなしていたので、徐々に「自分のやり方は正しいのだろうか」と不安を感じるようになり、もっといろんなクリエイターの方々と一緒に仕事がしてみたい!と転職を決意しました。 転職先は、地方の広告代理店。そこで初めて、クリエイティブディレクターやアートディレクター、コピーライターといった方々と一緒に、チームとしての制作過程を経験することができました。とても刺激的で学ぶことも多かったのですが、同時に「もっと大きな仕事がしたい!」という欲がどんどん出てきてしまいましたね(苦笑)

ーそこからGMOインターネットに転職を決めた理由はなんですか?

そんなときにGMOインターネットのグラフィックデザイナー募集を目にし、「なんだか面白そうだぞ…」と思いました。それまで経験してきたような顧客のためのデザインではなく、自社のサービスをPRするためのデザインをするという新鮮さや、「なぜIT業界の会社がオフラインのデザイナーを!?」という驚き、あとは、これまで経験してこなかったWebデザインを学べる!という淡い期待を抱きながら、迷わずGMOインターネットへの入社を決意しました。

自社サービスから会社のブランディングまでを担う責任、重圧、楽しさ

ー現在はどのようなお仕事をされていますか?

入社してすぐ、大きな案件をいくつも任せていただき、最初の半年間はとても濃厚な時間だったことを覚えています。スタジオカラーさんと共同制作したアニメーション「超亜空間防壁チーズ・ナポリタン」のタイトルロゴ・DVDジャケットデザインや、人気アイドルグループを起用した「.tokyo」ドメインの駅看板やデジタルサイネージ、テレビCMなど、幅広い分野・ジャンルの制作に携わらせていただきました。 その後、GMOインターネットグループの海外統一ブランド「Z.com」のロゴ制作やブランドガイドライン策定、GMOドメインレジストリが提供している「.shop」ドメインのロゴ制作など、任せていただけるお仕事の幅が増えていくに連れて、入社当初抱いていた「Webデザイナーとしての経験を積む」という淡い期待は同時に消えていきました(汗) その分、現在はグラフィックデザイナーまたは動画クリエイターとして、自社サービスのプロモーションだけではなく、会社全体のブランディングに関わる制作物など大規模なプロジェクトも任せてもらえるようになりました。 ホスティングサービス「ConoHa」やその他自社サービスのデザイン監修、渋谷フクラスなどに掲示する屋外看板、GMOインターネットのエンジニアのイメージやブランド力向上を目的とした、「まじめにベンチャー、まじめにギーク」シリーズの動画などを制作しています。 また、クリエイティブチームのアシスタントマネージャーとしてチーム管理を行うことで、クリエイターとしての考え方や行動の共有、メンバーのスキルアップのための目標設定などにも注力しています。GMOインターネットのクリエイターとして、今足りないことを把握し、それを埋めていくために何ができるのかを考えながら日々メンバーと向き合うことで、自分自身も一緒に成長させてもらっています。 新しいことにチャレンジできる、任せてもらえる環境が整っているからこそ、常にクオリティーや成果を意識してデザインしなければいけませんし、それに対する責任や重圧は常に付きまといます。そんな中で生み出す制作物だからこそ、喜んでもらえたり、成果が出たりと何かしら反応があると、それがやりがいになって「もっと良いものを」と次の制作の励みにもなっています。デザインをしたその先に起こる「ハッピーな何か」 を想像することが原動力ですね。

見る人や使う人の気持ちを想像しながら、デザインそのものを楽しむ

ーどのような人と一緒に仕事がしたいと思いますか?

デザインは課題を解決するための手段だと言われますが、様々なデザインや動画制作を通じて日々それを実感しています。考えることはどの職種も同じで、「どうしたらもっと良くなるのか」「もっと伝わりやすくなるのか」を常に問いかけ精度をあげていくことが求められます。見る人・使う人の気持ちを想像しながら、最適なデザインを目指せる方と一緒にお仕事をしたいと思っています。そして、デザインそのものを一緒に楽しみましょう。お待ちしています。