UI/UX設計を通してユーザビリティ向上をはかる

GMOインターネット最大の開発プロジェクトに新卒1年目で挑戦

──   まずは、ConoHaをリニューアルした経緯を教えてください。

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A.YGMOインターネットグループのホスティング事業は、現在国内シェア1位を獲得していますが、国内や海外の競合もシェア拡大に向けて様々な戦略を打ってきているため、我々としても一歩進んだサービス展開が急務となりました。そこで、VPSやクラウドサービスのさらなる成長を目指し、次期OpenStack基盤でフルAPIの新サービスを開発しようと準備を始め、GMOインターネットの代表的なVPSサービスであるConoHaのサービスブランドでリリースすることになりました。

フルAPIという前提でスタートしたため、プロフェッショナルから初心者まですべてのレイヤーのお客様が使いやすいと思えるサービスにするべく、コントロールパネル(以下 コンパネ)のUI設計にはこだわりぬきました。 事業本部サイドにUI/UX担当を立ててもらい、システム本部内のUI/UXチームと二人三脚で直感的に操作できるコンパネを模索していきました。この事業本部サイドのUI/UX担当がT.SさんH.Iさんです。

──   お二人とも新卒1年目でUI/UX担当に抜擢されたんですよね。

H.I2014年4月に入社し、その年の8月からConoHaリニューアルに携わりはじめました。業務経験が乏しいながらも、先輩のサポートという形でチームに加えていただきました。

T.S私は2013年に新卒入社し、最初はカスタマーサービスチームでお客様サポートを行っていたんですが、2013年12月に今のチームへ異動し、ホスティングブランドのサービス設計に携わりました。その後、ConoHaリニューアルに伴いUI設計やディレクション業務を開始しました。まったく経験がないなかで重要な役割に突然任命されたので、当初はひたすら「UI/UXってなんだろう?」と勉強をする毎日でしたね(苦笑)

はじめての本格的なUI/UX設計と戦う日々

──   UI/UX設計はどうやって進めていったんですか?

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A.Yまず以前のConoHaコンパネの良かった点や課題点を洗い出し、理想的なUIを再構築しました。今回は公開されるAPIのOpenStack準拠が決まっていたので、物理的な制約がとても多かったですね。それでも最大限お客様にわかりやすく伝えられるよう、関係チームと何度も調整し、最適なUIを設計していきました。

H.I直感的な操作を追求する上でキモとなるアイコンの選定には、かなり力を入れました。「これを押したら何ができるのか」が正しく連想できるアイコンを作る必要があったんですが、パターンが増えすぎて、設定を意味する歯車アイコンがお花のアイコンに見えてきたり、「DNS」や「API」のような形のないものに関しては、どうやってアイコン化すればいいの?!と四苦八苦していました(笑)

T.S部署を超えてたくさんのスタッフに協力していただいたおかげで、「これだ!」と思えるアイコンに辿り着きましたね。

H.Iそうなんですよね。実際に動くモックアップを作成して、被験者が操作する様子を観察しながら、迷った箇所や誤操作を誘導してしまう箇所を発見していきました。テスト結果を受けて何度も修正を繰り返し、ユーザーが迷いなく操作できるようになるまで徹底的にテストを繰り返していきました。社内の色んな部署の皆さんにテストにご協力いただいたんですが、みんな快く手伝ってくださって、本当に助かりました。

A.Y今回は本当にたくさんの仲間に助けてもらいました。ユーザー中心設計という原点に立ち返り、技術優先の考えや作り手の勝手な思い込みを排除するため、「ユーザー分析~仮説構築~ユーザーテスト~改善」という流れをくりかえして設計を進めたんですが、今まではこのユーザーテストのプロセスにあまり力を入れていなかったので、かなり苦労しました。

新しくなったConoHaにかける想い

──   新しく完成したConoHaの一番のウリはなんですか?

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H.Iやはり「直感性」と「シンプル」さですね。アイコンだけじゃなく色にもこだわっていて、コンパネ全体のルールを明確に定めました。他にも、ヘルプツールやチュートリアルを導入したことで、初めて使う方にはわかりやすく、使い慣れた方には操作しやすいと感じていただけるようにしました。

T.S機能を詰め込みすぎないように、あえて機能を削るということもしたんですよね。とてもシンプルに生まれ変わっています。 また、社内の外国籍スタッフにもテストに協力してもらい、その意見を反映させているので、日本人の感覚に偏らない「世界の誰が見てもわかりやすい」コンパネに仕上がっていると思います。

A.Y実は今回、社内のエンジニアからも「実際に使ってみたけど、ここはこうしたほうがいいんじゃないか?」という声をたくさんいただいたんです。今までインフラエンジニアがお客様目線で積極的に意見を伝えてくれることは少なかったので、それだけOpenStack準拠のConoHaに関心を持ってくれているんだ、と励みになりました。

社歴や経験よりも「みんなでよいものをつくる」環境が待っている

──   今後、どんな方と一緒に働きたいですか?

T.S私自身、新卒2年目でこのチームに配属になり、まずはひたすら勉強するところから始めました。GMOインターネットは、自分の伸びしろや可能性にスポットライトを当ててくれて、役割を与えてくれる場所です。今回のConoHaリニューアルで培ったUI/UXに関する知識と技術は、未来のGMOインターネットをつくっていく大切な要素になると感じていますので、一緒にがんばっていただける方をお待ちしています!

H.I新しいConoHaをつくりはじめるまでは、UI設計の体系が整っていませんでした。だからこそ、一から自分で考えて提案をしたり、積極的に発言したりすることができたと思いますし、自発的に業務に取り組むことができました。初めての経験ばかりで大変でしたが、すごく楽しかったですし、大きなやりがいを感じています。 チームの一員として切磋琢磨し、自分でサービスを育てていきたいと考えている方にはぴったりだと思います。

A.Y社歴や経験は関係なく、やりたい人がやれる環境がGMOインターネットにはあります。もともとUI/UXの分野は自分の専門ではありませんでしたが、以前からUI設計に本腰を入れて取り組むべきだと考えていたため、やりたいと手を挙げ、チームとして組織化することができました。
私は、エンジニアはただプログラムを書いていればいいとは思いません。売り方や提供価格に関しても自分で考え、提案することも大切です。チームや業種というより、「みんなでよいものをつくる」。そんなものづくりをしたい方には、熱中できる環境が待っています。

Profile
GMOインターネット(株) ConoHa byGMO UI/UXチーム
アプリケーションエンジニア A.Y部長
ディレクター(2013年新卒入社) T.Sさん
ディレクター(2014年新卒入社) H.Iさん

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