2016.08.08

ハードウェアウォレットTREZOR でBitcoin のアカウントを管理する


こんにちは、次世代システム研究室T.M. です。

先日、ハードウェアのBitcoin ウォレットであるTREZOR を頂きましたので、利用してBitcoin アカウントを管理してみました。


ハードウェアウォレットとは

Bitcoin 等のブロックチェーンベースの仮想通貨では、秘密鍵を利用して送金等の処理を行っており、秘密鍵が他者に渡ってしまうと、所持金が奪われてしまいます。
そのため、秘密鍵の管理は厳重に行う必要があり、それを行うものがハードウェアウォレットです。デバイスにて秘密鍵が管理されているので、流出のリスクを下げることができます。
下記の写真が実物のTREZOR です。サイズ感がつかめるようにiPhone6 と比較しています。


準備

  1. デバイス接続
  2. デバイスにはマイクロUSB の口があるので、USB を用いてPC と接続します。
    接続するとデバイスドライバがインストールされます。
  3. myTREZOR のウェブウォレットへアクセス
  4. http://mytrezor.comにChrome でアクセスします。
    Chrome Extension のインストールが必要なので、インストールを行います。

  5. ファームウェアのアップデート
  6. ファームウェアが古いようなので、アップデートします。一度デバイスを抜いて、デバイスにある2つのボタンを同時押ししながら、もう一度PC にさし、アップデートします。

    ファームウェアのフィンガープリントがPC とデバイスが同じかを確認して、デバイス側で確認ボタンを押します。
  7. TREZOR ラベルの設定
  8. TREZOR につける名前を設定します。
  9. PIN コードの設定
  10. デバイスに数字の位置が表示されるので、それを基にPIN コードを入力します。
  11. seed の確認
  12. 秘密鍵を生成するためのseed が1つずつデバイスに表示されるので、それをメモします。seed の確認が終わると準備完了です。

機能

そのアカウントに関するトランザクション一覧表示やアドレス表示、BTC の送金などが行えます。

BTC の受け取りを試しに行ったところ、問題なく受け取ることができました。

終了

デバイスを抜くとmyTREZOR の情報を消すかの確認画面になりますので、Forget をクリックして終了します。


ただし、このときRemember をクリックすると、PC 上にmyTREZOR の情報が残ります。当然ながら秘密鍵はデバイスにあるため、送金はできません。


別PC へ接続

別PC へ接続すると、PIN コードの入力により、同じアカウントをすぐに利用することができます。

さいごに

Bitcoin のハードウェアウォレットであるTREZOR を触ってみました。簡単に利用することができ、アカウントの移行なども安全にすることができました。
PC でしか利用できないことや、デバイスそのものの管理の仕方などまだまだ問題がありますが、Bitcoin を含めたブロックチェーン技術を用いたサービスには秘密鍵が不可欠であり、そういったサービスが一般的になった場合、ハードウェアウォレットが必要になるのではないかと感じました。

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