豊富な経験値で最優秀賞に輝く

それぞれのミッションを全うする

──   システム本部のS.Yアシスタントマネージャー(以下S.Y)B.Tアシスタントマネージャー(以下B.T)、事業本部のT.K部長(以下T.K)にご質問です。まずは『GMOアプリクラウド』の概要を教えてください。

T.K 2年程前にちょうどMobageの「怪盗ロワイヤル」が人気となり、ソーシャルゲームに盛り上がりが出てきた頃に、当社でも「アプリやろうぜ!by GMO」というプロジェクトが発足し、ソーシャルゲームを開発・運用する会社の支援や開発環境の提供を開始しました。
その際に構築したサーバーインフラは、実際にゲームを作る方々の意見を取り入れながら構築していったため、ソーシャルゲームに最適なサービスになって行き、ぜひ外部の開発会社様にも利用して欲しいという思いから誕生したのが『GMOアプリクラウド』です。システム本部を始め様々な方が関わっているのですが、その中でも、こちらのお二人には、本当に日々お世話になっています。
B.T クラウドチームでは『GMOアプリクラウド』に対して、サーバー等のインフラ周りとプロビジョニング用のスクリプト開発をしています。さらにお客様の問い合わせ対応やサーバーのミドルウエアのバグの調査や対応等も担当しています。
S.Y 私たちはGMOインターネットのグループが提供するサービスの全てにネットワークを提供するのがミッション。その1つが、『GMOアプリクラウド』という位置づけです。ただしウエイトは、すごく高いですね。

少年時代のプログラムとの格闘が今の自分の原型に

──   S.YさんB.TさんのPCやプログラミングとの出会いは、どんな感じだったのですか?

S.Y パソコンとの出会いは小学生位です。その頃のPCは16ビットと32ビットの狭間でしたね。私自身のパーソナルなPCは、マルチメディアパソコンの『FM-TOWNS』です。

イメージ

B.T なつかしいね。32ビット機の初期ですね。

S.Y そうなんですよ。プログラムも皆さんはベーシックからが多いと思いますが、自分はC言語でした。あとはOSはMS-DOSにも触ったりしていました。PC-9801のCPUを入れ替えたりとかしてPCにのめり込んでいきましたね。高校ではパソコン部の部長。大学は情報工学でネットワークの専攻でプログラムをしていました。

B.T 私は中学1年生の時に、街に来たパソコン展でみた『MZ-80B』など、レジスターみたいなサイズのタイプがコンピューターとの出会いでした。
そして新聞配達のアルバイトをしてポケットコンピューター、カシオ『FX700』を買いました。液晶画面が1行×12文字しかなくて、そこにベーシックでプログラムを書き込んでいって、横からハイフンが銃弾のように飛んできてブロックを壊す、といったゲームを作ったりしたのが僕のプログラムとの出会いです。

──   まさに、PCの黎明期から触っていたんですね。

B.T 当時はドットでキャラクターをデザインしたりもしました。PCはコモドール『MAX MACHINE』が最初で、その後 MSXからシャープ『X1』と替え、プリンター、ディスプレイと、だんだんと拡張していったんです。CP/MやMSDOSなどOSが増え、その上にいれるフォートラン等の言語も……。学校は高専に進み、卒業後は電力制御のシステムを開発していました。その後、インターネット系の会社に進み、当社へといった感じです。

S.Y 私は大学の求人票で当社を見つけました。実は新卒1期生なんですよ(笑)
理系というのは卒論とか結構大変なんです。卒論に集中したいから、一社目で内定がとれたGMOインターネットにしました。

B.T S.Yさんが就職活動されていた2000年、ホスティングで皆盛り上がっていた時期ですよね。当時はまだサーバーが高かった時代で、ネットがようやく速くなってきた頃でした。

S.Y はい。入社後はエンジニア志望だったのですが、なぜかコールセンターに。でも自分では、システム本部に行きたいという希望を持っていたので、コールセンターのシステムの不便な点などをちょこちょこと直したりして、異動希望の意思表示をしておりました。
その甲斐があってか2005年の1月から今のシステム本部サービス開発部ネットワークチームに異動することができました。

「GMOアプリクラウド」だからできた、モンスターとの出会い

──   『GMOアプリクラウド』の立ち上げについてお聞かせください。

B.T 立ち上げ時に導入したマシンが、それまでに使っていたものとは比べ物にならない位、パワフルなマシンでした。そこで、『GMOアプリクラウド』では当初からテラオーダーのハードディスクと120GBのメモリをVMで提供したのです。このスタート時点が、その当時の私には衝撃の世界でした。
私自身が今まで触ってきた機械の域をはるかに超えていて、エンジニア冥利につきるというか、この仕事でないと体験できない世界で、ワクワクしながら仕事していましたね。

イメージ

S.Y ネットワークも飛びぬけたものを採用しなくてはいけなかったのは同じです。サーバー側が120GBのメモリなら、ネットワークではLANのポートが10Gビットイーサーを使うのが商品設計のベースだったのです。
これは『GMOアプリクラウド』の売りでもあるのですが、それまではバックボーンのコアにしか使わない10Gビットイーサーを一気にサーバーの手前まで提供しているので、2010年当時では、まだこなれていないというか、その分、値段もさることながら、相性だとかいろんな問題が出てきていて、いろいろなトラブルに遭遇しました。
今はようやく3世代目のネットワークとなり大分熟成されたのですが、やはり使っているものは『化け物』。モンスターかなと自分では思っています。

B.T 『GMOアプリクラウド』の前に、『アプリやろうぜ!byGMO』というプロジェクトがありまして、それに向けて環境を提供しなくてはいけなかったのです。業界を活性化させるという経営層の想いもあって、何がなんでも止まらないものを作らなくてはならなかった。
だから、ネットワークもそうなんですが、この量がどうしても必要だったとか、そういうことではなかったんですがかなり良い物を使いました。うちのサービスは止まらないと代表が言うのだから、「止めてはいけないんだ」といういいプレッシャーがあって(笑)

T.K 確かに、あの頃のソーシャルゲームはちょっと人気が出るとすぐダウンしていましたからね。

B.T トラフィックのすごさに、「当たるゲームはダウンする」という常識に対する挑戦でした。それは今も続いています。でも、楽しい毎日ですよ。

最先端にふれ、プラットフォーマー毎の最適解を探す、楽しい日々

──   「GameBusiness.jp アプリクラウドアワード2013」で最優秀賞を2年連続で受賞するなど、今や国内ナンバー1のクラウドサービスになっていますが、ご苦労も多そうですね。

イメージ

S.Y 一番苦労するのは、お客様の好みというかこだわりに対処することです。
サーバーの要素はメモリとCPUとハードディスクの3つで決まるんですが、車で例えて言うと、エンジンがいい車なのか、ハンドリングがいい車なのか、ライトウエイトスポーツカーのようなタイプか、それとも戦車みたいなタイプかで車のスペックも違ってきますよね。
同じ様にサーバーも、3つの要素とコストというのが当然あるので、パラメーターをこうしたいというのがお客さんによって、まるっきり技術的要素が違ってくるんですよ。

B.T そうすると、スペックの上でも、運用する上でも、常に最先端の技術や機器にふれていなくては、最適解を出すことができない。その環境が、いつも当社にはあるんです。

T.K アプリクラウドアワード2013の受賞は非常にうれしく思っております。総合満足度が一番だけではなく、サポート部門、機能部門でも最優秀賞をいただきました。安かろう悪かろうではなく、最高の物を最安値で提供する。これは一番苦労しました。

エンジニアは、様々な経験値からかぎ分ける鼻を持つ神のような存在

──   注目を集める『GMOアプリクラウド』ですが、今後はどんな人と一緒に働きたいですか?

B.T とにかく、自分がやっていることが単純に「好き」と言える人。
サーバーエンジニアであれば、サーバー大好きという人に来ていただきたいですね。趣味の延長でかまわないけれど、サーバーが大好きな人であれば、必ず面白い仕事が当社にはあります。これは自信ありますね。

S.Y 新しいものが好きな人。常に変わっていくことを恐れない人。あとは、昨日言われたことと今日言われたことが違っていてもくよくよしない人です。常に前に進んでいる会社なので、そこを前向きにとらえられる人でないとダメですね。

T.K 私は、エンジニアではないのですが、この二人と一緒に仕事をしていていつも感じるのは、一言で言うと「神」。というと大げさかもしれませんが、そのくらい尊敬しています。
いつの間にか問題を解決してしまう。それは、分野ごとに鼻がきくから。鼻がきくというのは、豊富な経験値があるからです。いろんなことを経験してきているので、様々な面で、柔軟に対処できるのではないかなと思いますね。
お二人のように、多様な経験をお持ちのエンジニアの皆さんに是非GMOインターネットグループの門を叩いて欲しいですね。

Profile
GMOインターネット(株)【GMOアプリクラウド】プロジェクトチーム
インフラエンジニア(ミドルウェア) B.Tアシスタントマネージャー
ネットワークエンジニア(クラウド) S.Yアシスタントマネージャー
アプリクラウド事業部 T.K部長 

前へ

  • vol.1
  • vol.2
  • vol.3
  • vol.4
  • vol.5
  • vol.6

後ろへ