2015.09.03

ウォッチアプリを作ってGMOファミリースマイルデーを盛り上げた話

こんにちは。UI/UXD領域を担当しているT.I.です。
当社グループでは「GMOファミリースマイルデー」と題し、スタッフのご家族をオフィスに招待し、笑顔創出と普段の仕事風景などの理解いただくことを目的とした社内行事を昨年から行っております。
今年は8/6(木)に開催し、500名近くの来場がありました。

我々、次世代システム研究室の有志メンバーで「スマートウォッチ スタンプラリー」を企画及び開発し、当日たくさんのお子さんに喜んで頂きました。

今回のエントリーでは、本アプリケーションの裏側についてご紹介したいと思います。

実際の動作ムービー


アプリケーション概要

1. Android WearとiBeaconを利用したチェックインアプリ
2. iBeaconと通信し、距離が近くなると画面タップすることでスタンプを取得できる。
3. iBeacon端末は6箇所設置し、6種類のスタンプを取得でき、全部揃えるとコンプリートの表示になる。

今回のスタンプラリーでは弊社施設内に6箇所のポイントを設定し、参加者に回っていただきました。蛇足ですが、全スタンプを取得された方にはくまぽんの人形をプレゼントしました。100セットほど用意したのですが、綺麗になくなりました。ありがとうございます。

Android Wear専用アプリにした理由

今回Wear向けで制作した理由は大きく2点あります。
A. Apple Watch(Watch OS)は現状、時計端末単体でのセンサーへのアクセスを許可していない仕様のため、Watchと共にiBeaconとの通信のため、iPhoneを持たせる必要がある。
B. Apple Watchは約5万円、今回導入のAndroid Wear端末であるSonySmartWatch3は約2.5万円とApple Watchに比べ半値の価格である。

Aに関しては年末までに発表されるWatch OS 2で解消されそうですので、今後はApple Watch向けも作っても良いかもしれません。ただし今回のイベントでは子供の利用が非常に多かったので、壊される可能性も加味してSony smart watch3にして正解だったなと感じています。苦笑

留意点として気になったのは、「iBeaconとの通信は電池がかなり消耗される」という点です。
当然といえば当然ですが、フル充電の状態で約2時間程度で残量50%を切りました。この辺りは通信頻度(今回は1/10毎秒)のチューニングで改善は期待できると考えています(通常の利用であれば1-2日は持ちます)

こちらの写真は当日のレポート写真です。
プロダクトで人を笑顔にする。一人のクリエイターとして非常に嬉しかった一枚です。

引用:GMOファミリースマイルデー

関連リンク
Apple WatchとAndroid Wearでアプリを試作してわかったこと

次世代システム研究室では、ウェアラブル、スマートフォン向けアプリ開発者を募集しています。スマホアプリ開発者の方、スマートデバイスのUI/UX設計に興味がある方、次世代システム研究室にご興味を持って頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひ 募集職種一覧 からご応募をお願いいたします。

皆様からのたくさんのご応募、お待ちしてます。

  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマークに追加

グループ研究開発本部の最新情報をTwitterで配信中です。ぜひフォローください。

 
  • AI研究開発室
  • 大阪研究開発グループ

関連記事